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森信三資料館「実践人の家」の公式ブログです。事務局からのニュースをお届けします。
by Jissenjin
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リンク
〇「森信三の世界」人生二度なし 一般社団法人「実践人の家」公式ホームページ
http://www.jissenjin.or.jp/
〇公式ツィッター 「実践人の家 森信三」
http://twitter.com/mori_jissenjin
○森信三先生 読書会https://ja-jp.facebook.com/morishinzou/
〇社会福祉法人 仁愛会 仁愛保育園(福岡)
http://www.jinai.or.jp/
○森信三先生研究会
http://web1.kcn.jp/syushin/index3.htm
○森信三先生 読書会 facebook
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「人生二度なし」「根本真理に触れる」 森信三全集全25巻の中 第16巻より

「人生二度なし」
「森信三全集」第16巻の巻頭に「この書の意図するもの」と題して
森信三先生は「人生二度なし」に触れていいます。

「これはそのかみ私が35歳のころーそれは私にとっては生涯における
一つのコンヴァーションの時期でしたがーそのころ、私の感得した人生の
根本真理であり、根本認識だったのであります。」

しかし、こんなことは普通の人にとってはあたりまえのことで、ことさら言われる
までもないことをどうしてこの時期に目覚めたのはいったいなにゆえか。。。
どうしたことがきっかけでこのようなことを考えついたものか、当の先生自身
にもはっきりした記憶がないと述べられています。

「だが、強いて申したら、多分その頃になって、それまで私の夢見てきた
いわゆる現世的な栄達というようなものが、叶えられそうにもないことが
感じられてきたということが、恐らくはその最大の原因ではあるまいかと
思われます。と申しますのも私は、もともと高等師範から大学へという
ような傍系の学歴の上に、私自身人間にわがままな処があって、どうしても
アカデミックな学風に馴染めないものがあったのであります。
その上に、大学を卒業したときは、すでに数え年31才でした。
そして卒業すると同時に、大学院に籍をおきながら、当時初めておかれた
大阪の天王寺師範の専攻科の講師としてつとめるようになったのであります。
ところが、そのうちに浜口内閣の大緊急政策によって、高給嘱託の整理が
行われると共に、それまで京都に住んでいた私は、専任教師として、居を
大阪の南郊田辺の地に移して、師範の一教師としての歩みが始まった
わけであります。
孤独寂寥の心を抱いて学問の都京都を去った日の思い出は、今に忘れられぬ
記憶として心の底深く残っています。
高師や大学時代のに私より成績の劣っていた人々が、それぞれ母校に
迎えられている時、私は逆に一師範の専任教師たる運命の歩みを
ふみ出したわけであります。」

そして森信三先生は、さらにこのご自分の運命を考えます。

「私が「人生二度なし」という言葉のもつ深い真理性を、からだに沁みて
感得したのは、いわばこうした環境と状況の下においてであったのであります。
前にも申すように、単に人間の人生が二度と繰り返せぬものだという
くらいなことだったら、小学の五、六年生でもみな心得ている事柄だとも
いえましょう。
しかるにおとなの私が、しかも人生の半ばを過ぎる年ごろになって、
はじめてこの人生の根本真理に目覚めたということは、いったい、
如何なることを意味するかというに、それは、端的に申せば、
現世的栄達の希望が遮断せられることに即して、人生を大観するの
明知が兆しはじめたという事でありましょう。
同時に私は心の底から驚いたのであります。
というのも、それまでの私は、自分の日々の生活を、このような人生の最大最深の
真理と直接むすびつけて考えたことは、かつて一度もなかったからであります。
即ち私という人間は、もともと非常にお目出度くできているために、
何かの拍子に、人からそうした真理について聞かされるとか、あるいは
書物に書かれているのを見たときだけは「たしかにその通りだ」とは
思っていても、その後しばらくたてば、たちまちそれを忘れてしまう
という有様だったのであります。
つまりそれまでの私は、このような人生の根本的な真理とは、全く
無縁に、ただうかうかと日々を過ごしていたわけであります。
ところが前にも申しましたように、35歳ころになって、私には
この人生の根本的真理が、いわば衝撃的に私の全身全霊に
響くと共に、自分のこれまでの生活をかえりみて、
「これではいかぬ」と言う感じが心の底から湧き上がってきたのであります。
それと共に、自分のこれまでの人生が、文字通り酔生夢死の生活だった
ということが、ハッキリしだしてきたのであります。
人間というものは、自分が酔生夢死のくらしをしている間は、
かえってそれとは気づかないものですが、ひとたび心の眼が開けて
これまでの自分の生活が、文字通り酔生夢死の生活だったと
いうことがわかりだしてくると、そこにはじめて人生の深い
緊張感を覚えるようになったのであります。

ではそのような人生の根本的な転回点に起って、私は人生を一体どのように
生きようとしたのでしょうか。
今それを一口で申しますと「ひとつ、この二度とない人生を、徹底的に
悔いのないように生きてみよう」ということであり、そうした一種の
決意が生まれてきたといってよいでしょう。」

# by jissenjin0664 | 2023-02-28 14:24 | ○森信三 | Comments(0)

令和5年度ペスタロッチー祭が開催されました。

令和5年2月19日、尼崎水堂会館にてペスタロッチー祭が開催されました。
本年度も昨年に引き続き、神戸大学教授 渡邊隆信先生をお招きし
「大正期新教育とペスタロッチー」~兵庫県明石女子師範学校を事例に~
の演目で講演をしていただきました。
令和5年度ペスタロッチー祭が開催されました。_c0394693_11185331.jpg
今回は一通の電報の謎を読み解くという趣向で話を進められました。

令和5年度ペスタロッチー祭が開催されました。_c0394693_11341979.jpg
神戸大学の教育学部で大正期の貴重な記録が残されていました。
新発見です。


3つの視点から電報の謎を読み解く

Ⅰ.オサダ 

   長田新のペスタロッチー研究と講演内容

Ⅱ.昭和81933)年

   昭和初期の日本のぺスタロッチー運動

Ⅲ.アカシジョシシハンガッコウ タカハシカツイチ

   明石女子師範学校におけるペスタロッチー


日付は昭和8年(1933年)の電報で、講演を引き受ける旨のものです。

講演を依頼されたのは長田新先生で、1887年(明治20年)生まれの方です。

京都帝国大学を出られて当時広島文理科大学教授をされていました。

長田先生が精力的にペスタロッチー研究を進められていた時期にあたります。


大正期から昭和初期のペスタロッチー研究が熱心に行われていた記録が残されていました。


令和5年度ペスタロッチー祭が開催されました。_c0394693_11552322.jpg







# by jissenjin0664 | 2023-02-28 11:55 | ○最新のお知らせ | Comments(0)

森信三 今日の言葉 森信三一日一語より

「実践人の家」のホームページのトップには、森信三一日一語の今日の言葉が
出るようになっています。

   「実践人の家」ホームページのトップページです。
     http://www.jissenjin.or.jp/      ↓


森信三 今日の言葉 森信三一日一語より_c0394693_10352187.jpg

この下に「今日の言葉」が毎日出てきます。
森信三一日一語からの言葉です。

森信三 今日の言葉 森信三一日一語より_c0394693_10352676.jpg

本日2月28日の言葉。

小夜更けてしづかにおもふわが命
全(また)けくしありてここに生くるを

零下廿度の空き家に寝(い)ねて凍餓死を
しずかに待ちしかの日をおもふ


この格調高い歌の二首は終戦後の満州より帰国せられて直後
詠まれたもので、幾たびか死地を超えられた回顧録です。

ちなみに2月29日の言葉。
うるう年の言葉も用意されています。

春近き六甲山の山肌や厳(いか)しきが中に
和みそめつも
山頂にありし班雪(はだれ)もいつしかに
見えずなりつも春近づけば

いずれも歌集「国あらたまる」に所収のもの。
長い長い厳冬を超えてやっと春の訪れをほのかに感得
せられた実体験の人生そのものを詠まれたもの。



# by jissenjin0664 | 2023-02-28 10:50 | ○森信三 | Comments(0)

「実践人」3月号 が発行されました。

「実践人」3月号 が発行されました。_c0394693_12453140.jpg

表紙写真は 加藤昌夫氏撮影 「名勝旧大乗院庭園」
名勝旧大乗院庭園は奈良ホテル南側に広がる素敵な庭園です。
裏表紙は花村淳氏 絵・文・書 「ぼけ」

「実践人」3月号 が発行されました。_c0394693_12453773.jpg

巻頭言 人生二度なし 村山順子

連載
「創造の形而上学」(11)
第9章 救済・自証・献身 森信三

特別連載 森先生との出逢い
「森信三先生と私」 兼氏敏幸

偉人伝 「石田梅岩と石門心学」(一) 清水正博

特別連載 ~虹天塾教育レポート~現場に宝あり
第16回 オールアウト 吉田武史

活動報告 
岸城読書会400回記念
寺田一清先生を偲ぶ会 西村俊幸

良い習慣が よりよい人生をつくる 渡辺勇人

橿原あすか読書会 
活動報告 廣谷敏二

エッセイ
~はがきエッセイ(数珠つなぎ)~
「はがきと水墨画が私の両輪」 松本真由美

3月号からお送りする月刊誌「実践人」を入れる封筒が変わりました。
透明なビニール袋で雨にも強くなりました。
封入作業もやりやすくなりました。







# by jissenjin0664 | 2023-02-27 13:45 | ○月刊誌「実践人」 | Comments(0)

「実践人」2月号 です!

「実践人」2月号 です!_c0394693_13205107.jpg

表紙写真は「大拙ゆかりの東慶寺」加藤昌夫氏撮影
裏表紙 絵・文は花村淳氏の「しでこぶし」

「実践人」2月号 です!_c0394693_13205537.jpg

巻頭言 最善観 伊藤敏一

ペスタロッチー祭特集
ペスタロッチーを憶う 森信三

ペスタロッチー事績 森信三

ペスタロッチーの生涯、墓碑銘 編集部

連載
特別連載 森先生との出逢い
「実践力」とは 町田豊彦

特別連載 ~虹天塾教育レポート~現場に宝あり
第15回 忘れられない音 吉田武史

偉人伝 中江藤樹に学ぶ「孝」の教え (八) 田中清行

エッセイ
~はがきエッセイ(数珠つなぎ)~
「はがきは運が良くなる?」 稲垣孝志

特別寄稿
徳永康起先生の教育の足跡を辿る 江藤秀亮

活動報告 
森信三教学の学び舎 「人間学塾・中之島」 中川千都子

堺若竹読書会活動報告 丸山孝明

新入会員 
学びと実践 押川新一



# by jissenjin0664 | 2023-02-27 13:32 | ○月刊誌「実践人」 | Comments(0)